
16歳の時に交通事故に遭われ、車椅子での生活へ。 ご実家は都内の方ですが、静岡県にあるリハビリセンター入所中に就職が決まり、退所後一人暮らしのため物件を探されましたが障害の重さから一人暮らしは難しいとご自身で判断され、ヘルパーさんに手伝ってもらいながら一人暮らしをされることになりました。 また、ご実家の近所でバリアフリーの物件を探されたようですが、バリアフリーの物件が見つからず、 ご実家の近所で見つけた物件の大家さんとお話し合いをされ、改修工事を行うことになりました。
ご本人様の住宅改善のご要望として
①玄関の段差
②お風呂場
③トイレ出入口の段差とドア
④洗面台
⑤和室
以上5点を改善することになりました。
玄関に段差があったため、スロープを作成し段差を解消することにしました。 段差自体は低い方でしたが、お客様と相談してスロープを設置することになりました。 スロープは量販店様に売っているものではなく、段差に合わせたスロープをこちらで作成し、取り付けました。
段差や入り口の狭さは特に問題なかったのですが、車椅子から降りてお風呂場へ入ることや、 床から車椅子へ乗り移ることが出来ないので、新しく洗い場を設置することになりました。 ご使用されているご自身の車椅子の座面の高さに合わせて木材で洗い場の上に新しく洗い場を作成しました。全体が4分割できるようになっており取り外せるので、足元の洗い場の掃除も可能です。 洗い場の上にバスマットをひき、お尻が傷つかないようにしてあります。 また、ドアが閉められるように出入口部分を斜めに切ってあります。
車椅子からトイレへの乗り移りが難しいので、トイレの便器を囲うように台を設置することで 乗り移りを容易にするようにしました。 ご使用されているご自身の車椅子の座面の高さに合わせて台を木材で作成しました。 車椅子の座面の高さに合わせて作成したので便器が低くなってしまいましたが、木材やバスマットで高さを調整しました。 健常者の方でも使えるように、便器部分が蓋のように開くようになっています。 台の上にバスマットをひき、お尻が傷つかないようにしてあります。
最初からあった洗面台では使うときに足があたってしまうため、足があたらない洗面台に替える事にしました。車椅子に乗ったままだと洗面台を使用する際に膝が当たってしまうので、膝が当たらない洗面台に変更しました。
床が畳だと車椅子が沈み動きにくくなる為、フローリングへ張り替えることにしました。 畳をすべて取り除き、車椅子でも動きやすいよう新しくフローリングへ張り替えました。

低い段差でもスロープをつけることですごく楽になりましたが 室内用の車椅子に乗り換えるとき、邪魔になってしまいました。
入所していたリハビリセンターと同じような作りにしてもらったので使いやすいです。
入所していたリハビリセンターと同じような作りにしてもらったので使いやすいです。
足が当たらないので使いやすいです。
フローリングにしてもらったので動きやすく、ストレスを感じません。